Pythonライブラリに標準で搭載されているモジュールを紹介します。
≪システム系≫
・sys ：システムパラメータとシステム関数モジュールです。
・os ：OSの環境変数やユーザ、ファイル操作などをできるモジュールです。
≪日付系≫
・datetime ：日付型・時間型を扱うモジュールです。
※日付に特化したcalender、経過時間を扱うtimedelta、
システム日付などから取得できるdate型・time型など様々なオブジェクトが内包されています。
≪数学系≫
・math ：数学関数モジュール。合計や最小値・最大値の計算など簡単なものや、三角関数・角度の計算関数などがあります。
・random ：乱数を扱うモジュール。範囲を指定したり、値の中からランダムで一つを選んでもらうような汎用性があります。
≪文字列系≫
・StringIO ：JavaでいうStringBufferのようなモジュールで、ファイルIOのように文字列を扱えます。
≪ファイル系≫
・csv ：CSV読み書きモジュールで、行ごとにCSVデータを扱えます。
≪ネットワーク系≫
・json ：JSONデータを扱うモジュールです。。
・urllib ：Web上のURLにアクセスできるモジュールです。。
≪その他≫
・re ：正規表現モジュール。正規表現は/（スラッシュ）ではなく、文字列同様'（シングルクォート）で囲って指定します。

≪DJango≫
・django.db.models：DBモデルの基底クラス。DTO（テーブル）の型を指定したり、データ寄り（MVCのC）の関数を定義する為のモジュールです。
・django.http：リクエスト・レスポンスモジュール。JavaでいうHttpRequestのようなモジュールです。
・django.utils：汎用的な関数モジュール。ログファイルやエンコードなどよく使う関数も多いかと思います。
・django.contrib.auth：ユーザ認証モジュール。ユーザアカウント、グループ、パーミッション、クッキーベースのユーザセッションを扱えます。