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変数
変数とは
変数は文字や数値などのオブジェクトに付ける名札になるものです。 Pythonでは、変数にはオブジェクトへの参照が保存され、変数参照時は同じ値がやり取りできます。
変数の定義と参照
変数の定義は、任意の変数名をつけてイコール演算子で値を設定するのみです。
具体的な記述は下記になります。
						# coding: utf-8

						# 数値型の変数の定義
						num = 10
						# 数値型の変数の参照
						print(num)

						# 文字列型の変数の定義
						char = 'サンプル文字'
						# 文字列型の変数の参照
						print(char)
出力結果
10
サンプル文字
変数名の命名規約
変数名は、英数字(大文字、小文字)および_(アンダースコア)が使用できます。 ただ、"数字から始まる変数名"と"予約語"の使用はできません。
予約語一覧 
						and as assert break class continue def del elif else except exec finally for from
						global if import in is lambda not or pass print raise return try while with yield
組み込み型
組み込み型の種類
Pythonの組み込み型には、下記の種類が存在します。
型名 種類
数値型 数を表現するためのデータ型。主に整数型(int)、浮動小数点型(float)、多倍長整数型(long)が使用されることが多いです。
文字列型 文字を順番に並べたテキストを扱うデータ型。文字列型(str)とユニコード文字列型(unicode)があります。
リスト型 複数の要素(型は問わず)を順番に並べて格納するためのデータ型。インデックスが使えるため、任意の場所の値を取得することができます。
タプル型 リスト型と同様に複数の要素を並べて格納するためのデータ型。リスト型と異なり定義後の値の変更はできません。
マップ型 リスト型と同様に複数の要素を格納することができるデータ型。辞書(dict)があります。各要素はキーで管理されており、キーを使って要素にアクセスできます。
ブール型 ブール型(bool)のみ。TrueもしくはFalseの2つの値を持っています。
集合型 セット型(set)のみ。リスト型とほぼ同じだが、同じ値が重複しないように保つ違いがあります。
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