この章で行う学習内容
データベースとは
データベースとは
「何らかの目的やルールに基づいて管理されたデータの集まり」のことです。
ここでポイントになるのが「管理された」という点です。
たとえば、机の上に本や文房具などが雑然と置いてあり、
どこに何があるかを誰も把握していない状態で、
「sqlの本を取ってください」と言われても直ぐに取ることは出来ません。
一方、何らかのルールに基づいて文房具や本がしっかり保管されていれば、
「sqlの本を取ってください」と言われたときに、
どの棚の何番目においてあるかが直ぐに分かり、要求に応えることができます。
後者のような形で保管された本などのことをデータベースだとすると、
これらを管理している人はデータベース管理システムという仕組みになります。
つまり、データベースとは、データベース管理システムによって整理整頓して
使いやすくした状態のデータの集まりのことです。
データベース管理システム(DBMS:DataBase Management System)
データベースは、データベース管理システムというソフトウェアによって管理されます。
実際にデータを取り出したりしまったりするのは、データベース管理システムの仕事です。
使用者の操作は次のような流れで行います。
特徴
・データを様々な方法で共有できる
・膨大なデータを最小限にまとめることができる
・ユーザ毎にデータへのアクセス管理ができる
・データの更新制御ができる(後述の「トランザクション」を参照)
データベースの種類
階層型、ネットワーク型、リレーショナル型など様々なデータベースが存在しています。
その中でも現在最も広く利用されているのが、リレーショナル型データベースです。
階層型・・・データが1対多の親子関係で、結ばれている。
ネットワーク型・・・データが多対多の親子関係で、結ばれている。
リレーショナル型・・・データを列と行からなる表形式で管理する。
リレーショナルデータベース(RDB)
データを行と列で構成された表形式で管理します。RDBではテーブルとテーブルに、関係を持たせたデータベースになります。
リレーショナルデータベースの種類
DB名 | 会社 |
---|---|
Oracle | Oracle社 |
MySQL | Oracle社 |
DB2 | IBM |
Access | MicroSoft |
データベースの構造
データベースにはインスタンスがありその中にスキーマ(ユーザ)を複数持つことができる。
テーブルは、データを列(カラム)と行(レコード)で構成された2次元の表形式のようなものです。
たとえば、住所録テーブルがあったとします。
住所録テーブルは、名前、年齢、郵便番号、住所などの列(カラム)と、登録人数分の行(レコード)で構成されます。
SQLとは
SQLとは
コンピュータ言語の一つで、「データベース管理システムと対話する為の言葉」といえます。
データベース管理システムに対して、何らかの要求をする時に、SQLを使って呼びかけるわけですが、このデータベース管理システムに対して呼びかけることを問い合わせ(クエリ)といいます。
キャストの条件
キャストする場合は、必ず継承関係でなければならない。
全てのクラスはobject型にキャストすることが出来る。
・データベースやテーブルの作成
・データの取得
・データの操作
・データの保護
SQLの注意点
半角で記述する
コメントと‘ ‘(シングルクォーテーション)文字列内は全角での記述が可能です
全角スペースの使用に注意する
コメントと‘ ’文字列以外に全角スペースを入れるとエラーになります。(要注意)
コメントは /* と */ でくくる。もしくは — で書き出す。
sqlは大文字で記述する
SQL参考サイト
【参考URL】
おらおらSQL: http://www.iceprobe.net/database/oracle/oraorasql/index.php
こちらのサイトを参考にしてみてください。