★はじめに
GRIT(グリット)とは「やり抜く力」のことです。
成功している人の共通点がGRITだということと、
生まれ持った才能ではなく後天的に伸ばすことが可能な能力です。
まずはGRITとは何か、やり抜く力がなぜ大事なのかを考察して、
自ら必要性を感じてもらいたいと思います。
エンジニアになってからも日々勉強を続けられている人や、
最近あまり勉強していないな、と感じている人もいるかと思います。
プロのエンジニアを目指して頑張っている事や、
やり続けられた理由を考えて発表することで自らGRITの体験をアウトプットし、
同僚や上司から話を聞くことでインプットして自分の経験に活かせればと思います。
このグループワークではやり抜く力を身につけ、挑戦し続けるエンジニアを育てます。
以下の4つの頭文字を取って、GRITと言われています。
- Guts:困難に立ち向かう「闘志」
- Resilience:失敗してもあきらめずに続ける「粘り強さ」
- Initiative:自らが目標を定め取り組む「自発」
- Tenacity:最後までやり遂げる「執念」
★最短でプロエンジニアを育成する事への効果
- GRITの能力を身に着けることで現場で高く評価される行動ができる。
- GRITの基礎概念を認識し、現場で実施することで困難にも立ち向かうことができるプロエンジニアになる。
★具体的な進め方
〇第1回
- GRITとは何かを知る
- エンジニアになってからやり続けている事(または研修中に頑張っていたこと)なぜやり続けられているかを考える(10分程度)
- 上記で考えた内容を1人ずつ発表してディスカッションする。
〇第2回
- グリット・スケールで計測して、現在のGRITの強さ(グリット・スコア)を知る
- 使用したことのないプログラミング言語で簡単な実装を実現する
現場に出ると実施したことのない案件を振られることがあります。
わからないから出来ない、と決めつけずにわからないけど粘り強く調べてやり抜くことを経験することでプロエンジニアとしてGRITの強さを伸ばします。
〇第3回
- GRITとは何かおさらいする。
- グリット・スケールで計測して、現在のGRITの強さ(グリット・スコア)を知る。
次回のGrit研修(10月)のグループワークでに再度計測し、スコアの変化を確認する。 - 現在の目標をディスカッション形式で発表する。目標が無い場合は立ててもらう。